加賀市の住宅支援制度

石川県小松市の南側に隣接する加賀市では、住みたいと思わせる魅力あるまちづくりのため、住宅・雇用・創業・就業・子育て等の支援制度がある。この投稿では、住宅絡みの支援について紹介する。
なお、詳細については加賀市役所の人口減少対策室(直通:0761-72-7840)に問合せされたし。

移住住宅取得助成

新たな住宅の建築・購入し、加賀市へ移住・定住をする方に、住宅取得費の一部を助成する制度である。

補助金の額
基本
住宅取得費用(土地取得費は対象外)の50%(但し、限度額は70万円)
加算
  • 世帯に18歳以下の子供がいる場合は、子供1人に付き20万円加算
  • 新築に対し、加賀市内業者が元請けで、施工した場合は、一律30万円加算
  • 敷地内に植栽を行う場合は、費用の30%分加算(但し、限度額は10万円)
要件
対象人物
  • 加賀市内に下記の対象住宅を取得(登記)する人、かつ
  • 転入前5年以上継続して加賀市以外に住んでいて、転入日から3年経過していない親族が同一世帯にいる人、かつ
  • 対象住宅に5年以上定住する意思がある人、かつ
  • 市税等の滞納がない人
対象住宅
  • 新築住宅、建売住宅または中古住宅、かつ
  • 延床面積が75㎡以上、かつ
  • 延床面積の1/2以上が自己の居住用、かつ
  • 中古住宅の場合は「加賀市空き家バンク」に登録)
※この制度を利用したい人は、購入の契約前又は着工前に、人口減少対策室に相談されたし。

空き家バンク

空き家バンクとは、加賀市内で賃貸又は売却したい中古住宅の情報を加賀市が運営する空き家バンクに登録することにより、加賀市役所のオフィシャルサイト内で「空き家バンク 物件登録情報」として公開され、空き家の賃貸・売却希望者と、加賀市内の居住希望者をマッチングするシステムである。

補足
  • 空き家バンクの登録対象物件は、賃貸と売却で異なる。賃貸の場合は戸建住宅以外にも、共同住宅(アパート、マンション)及び長屋も対象であるが、売却の場合は戸建住宅のみである。
  • 空き家バンクへの登録は無料であるが、著しい老朽化物件など物件の状態によっては登録できない場合がある。
  • 加賀市役所は物件の紹介までであり、現地案内・交渉・契約に関しては当事者(空き家所有者と居住希望者)が直接行う必要がある。なお、当事者のどちらかが直接行うことに不安があれば、仲介手数料を支払う必要があるが、宅建業者に仲介を依頼することを勧める。また、特定の仲介業者がいなければ、市役所に仲介業者を紹介してもらうこともできる。
小松市能美市は、空き家バンクに登録している賃貸住宅の改修費用の一部を補助する制度を設けているが、加賀市は設けていない。個人的には加賀市も空き家対策として是非設けてほしい。

暮らし体験の家

移住を決断する時に不安を感じるのは、実際に住んでみて初めて気が付く問題が発生しないかと言うこと。そんな不安解消の手助けとなるのが、この「暮らし体験の家」である。
加賀市では、歴史ある大聖寺の町屋暮らしや、山間の東谷での農村暮らし体験など、移住前に多様な居住を体験できるプログラムを用意している。

対象者
主に石川県外に住み、加賀市への移住を検討されている人
期間
1泊2日~1ヶ月程度
利用料
  • 宿泊料金は有料であるが、下記の滞在先の中で町屋住宅のみ無料。
  • 加賀市までの交通費、現地での食事、布団レンタル等の生活費や施設における各種体験料は実費。
主な滞在先
  • 歴史ある城下町大聖寺の伝統的な町屋の住宅
  • 山奥の古民家を再生した宿(田舎暮らし体験)
  • 廃校となった木造の小学校を体験交流施設
  • 北前船の船主の家を、そのまま利用した民宿
  • 平飼い養鶏場「山ん中たまご園」を営む堂下夫妻が管理するシェアハウス