田舎者のジョギング

私は、定期的にジョギングをしている。きっかけ次のとおりである。
サラリーマン時代はスポーツクラブに通い定期的にトレーニングをしていたものの、退職し地元の石川県小松市に戻り自営業を営むようになるとスポーツクラブに行かなくなり、いつのまにか全く運動しない状態が何年も続き、日頃の運動不足を気にはなっていたものの、「まぁ、いいか」とアクションを起こす気にもなれなかった。その後数年振りに会った人から、私の顔の輪郭を見るなり「太ったな!」と言われ、この一言でジョギングを始めることになった。
ジョギングをしだしてみると、昔に比べ余りにも情けないスピードでしか走れない自分がいた。しかし、これまでの運動不足のせいであり、慣れてくると心肺機能も高まり昔のように走れるようになると思い込んでいた。しかし、甘かった。何回ジョギングしても、ちょとペースを上げただけで、息が荒くなり、頑張る気力も全く湧かなく、いつのまにか年齢により、肉体的にも精神的にも衰えてしまっていることを悟った。そこで、即体力向上を諦め、これ以上体力を落とすことなく、また継続できるように、軽いジョギングに切り替えることにより、6年間続いている。昔と違い、現在は活性酸素や脂肪燃焼の観点からすれば、激しい運動を避けるべきと考えられているので、日頃の手を抜いたようなジョギングに対し私自身の説得力のある言い訳にもなっている。

私がジョギングに選んでいるコースは、石川県が運営している小松市にある木場潟公園である。この公園は石川県では唯一、これまで干拓されることなく自然のままの姿を留めていた潟を、木場潟の自然を壊すことなく、また木場潟を覆っている田園風景と調和するように石川県が整備した公園であり、やすらぐことができる。

たまにテレビで皇居周回コースのジョギング風景を見ることがある。お堀に沿って伸びている幅の広い歩道を走っていて、水辺の外周をジョギングしている点では、私と同じ環境であるが、皇居のジョギングの方がお洒落な感じを受ける。しかし、水辺の反対側は、木場潟公園では一面水田なのに対し、皇居では小松市どころか石川県でも存在しない片側四車線道路だったりする。私のような田舎者からすれば、大量の排気ガスを吸うことになるジョギングを良く遣るなと思うと同時に、田舎者の方が恵まれた環境に住んでいることを痛感する。

なお、自然豊かな木場潟公園については、 コチラを参照されたし。